厄除け星供養・病気平癒祈祷・水子の寺院
単立真言宗 明光暁院
当院では、仏教行事の
野外活動の一環として
「西国三十三所
観音霊場巡り」
(JR西日本でもおなじみ)を実施しています。
当院祈祷の一環として、毎週火曜、日曜に出発します。(但し、最低5名の参加が必要)
日本人なら誰でも一生に一度は、西国33所観音霊場や、四国88ヵ所巡礼をしたいと思ったことはないでしょうか?
当日は、朝8時半に集合し当院本尊に祈念し、皆様の心願成就を胸に抱きながら出発します。
現地では、お坊さんや、西国33所公認先達者のお話を聞いたり、各寺院でお参りに行って夕方までには戻ってきます。
また、西国33所公認先達者より、ありがたい仏教のお話もあります。
人は死んだらまず三途の川を渡ります。
この三途の川を渡るには、六文銭を三枚渡さなければいけません。
そのお金がなければ三途の川を渡ることが出来ず、霊となってこの世に残らなければならないと言われています。
そして、三途の川を超えあの世の関所を越える時、もう一度、門番の鬼に残りのお金を渡します。
ですから、葬儀屋さんは私たちが死んだ時、紙で作られた六文銭を棺桶に入れてくれるのです。
天国に行くか地獄に行くかは、生前に行った善義と悪義の重さを閻魔大王様があの世の秤で量り、どちらが重たくなるかを見て決められるのです。
万が一、悪義の方が重ければ、再び人間として輪廻転生することを許されず、昆虫や動物になってしまいます。
これをもって弱肉強食の地獄へと落ちるのです。
しかし、助かる道が一つあります。
それは、
「西国三十三所観音霊場を巡礼すること」
です。
●貴方は死について考えたことがありますか?
死については、2種類のことを考えなくてはなりません。
自分の死については勿論ですが、それよりも第一に考えなくてはならないのは親の死です。
子供たちは、前世の因縁によって親を選んで生まれてくると言いますが、これは、仏教の教えを基盤に占いをしている私の立場から見ても非常に正しいことだと思えます。
●貴方は自分の親の死を考えたことがありますか?
どんな親であったとしても、親を亡くしてしまうと貴方の人生には「親の死」という想いが刻まれてしまいます。
親に対して何をしてあげられたか?親は本当に人生に悔いは無かったのか?生きている我々の心の中をいつまでも反復するのです。
これはどんなに親孝行したとしても、想いがいつまでも残り、たとえ身内でもその気持ちを伝えることは出来ないのです。
親が亡くなれば、親の人生と自分の人生がリンクするという人は多くいます。
私は母親に対し迷惑を掛けたことはあるものの、親孝行をした思い出はありません。
ある日、母と離婚した父が何年かぶりに私の前に姿を現しました。
私以上に母に苦労をかけて苦しめた父に対して、私は憎しみの心しかありませんでした。
そんな父が母の危篤の時に私の前に現れ「どうか私の回った三十三所の笈摺(おいずる)を母の亡きがらに着せてやって欲しい」と言ってきたのです。
その一瞬で父に対する長年の憎しみが消え、父に対する慈しみの心さえ湧いてきました。
私はその一言で、父を許す気持ちになったのです。
信仰心のあまり無かった母だったため、父からもらった笈摺を着せて棺桶に入れてあげることで、親不孝をしてきた私の母に対する懺悔の気持ちも和らぎました。
母を極楽浄土に送ってあげ、そして、母の分まで私が悔いなく生きることが、母に対する最大の親孝行だと強く思ったのです。
急な事で朱印帳が必要になった方へ…
当院は、8人乗りの車数台に分けて出発しますので、大型バスのような煩わしさはなく、気軽に参加していただけます。また、宗派に関係なくご参加ください。3ヵ所程度お寺を周ります。
●費用は5,500円(当院祈祷料・お茶代込)
詳しくは、お気軽にスタッフにお尋ねください。
当院には、真言宗のお坊さんの他に、西国33所の公認先達者が数名在籍しておりますので、安心してご参加いただけます。また、巡礼が初めてで、何を準備したらいいか分からない方でも大丈夫!!
当院にて全て準備させていただくこともできますので、体一つで参加していただいても良いのです!!
※当院の巡礼はあくまで仏教行事の一環として実施しております。なお、巡礼についての詳しいお問い合わせは右記までお願いします。